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【ご相談】「幸せそうな人を見ると自己嫌悪してしまう」

傍から見ると「すべてに恵まれている人」って思えるような人でも実際にはとても苦労をされていたりする、なんてことは想像出来たりもするのですが、我々は他者と比較せずにはいられない生き物でもあるんですよね。どうせ比較するなら、あの人のいいところと、私のいいところを、あの人の悪いところと、私の悪いところ、といったように比較しないと公正とは言えませんよね。ですが、我々は必ずこういったときはあの人のいいところと、私の悪いところを比較してしまいます。なぜなら比較する目的が「私は幸せになれるはずがない」ことを証明するためだからです…???

まるさん
「自己嫌悪、自己不信です」

こんにちは。
私は、最近すべてに恵まれていて、何をやっても上手く行く幸せな人が羨ましくて仕方なく、裏で努力していたり色々あるのかもしれませんが、親にも恵まれて、美人で性格も良くて、みんなに愛されて完璧なパートナーと結婚しているような人を見て、簡単に全てが手に入る人もいるのに、私はどう頑張っても苦労が多く、なかなか思うように幸せを感じられない、何をしてもパッとしない人生でどうしてこうも違うんだと、憧れとは程遠く、私は頑張っても幸せになれない人生で、生まれた時からもう全てが幸せな人とは違うんだと自暴自棄になっています。
私にも、結婚前提の彼はいますが優しくて大事にはしてくれますが、どこか頼りなく物足りなく…本当にこの彼でいいのかとか、その幸せな彼女の夫のように、自分から進んで彼女を喜ばせてくれるわけでもなく、お願いしても仕方なくやってるのがわかるので嬉しくありません。
3年付き合ってプロポーズを受けて結婚を前にしていて、私も30代半ばでいつか子供も欲しいとは思うので、大好き!というほどではないけれど別れるほど嫌いでもありません。そして、別れたら彼の優しさや温かさを実感して後悔する気もします。
でも、もっと好きになれて幸せになれる人がいるのでは?との気持ちもあり、自分の人生に妥協している気もして、この期に及んでまだグルグル悩んでいます。
私は美人でもなく、親も不安定だったので私の中で苦労も多く、彼もそんな感じで、足るを知ることが大事なのかもしれませんが、そんな幸せな人を見ると、私の人生どうしてこうなのか、もう苦労したくない、自分を幸せにしたくて色々頑張ってるのに何一つ幸せを実感できない、何もかも上手くいかないなどの気持ちをお恨み帳に書いていたら、自暴自棄になってしまい、何もやる気が出なくなり自分の感情が手に負えなくなってしまいました。
普通に考えれば十分恵まれているのかもしれませんが、すべてに恵まれている人が本当に羨ましく、自分はどうやってもそうはなれないことがとても辛いです。
その人自身は本当に魅力的で憧れなのですが、本当に生まれながらに恵まれていて幸せの星の元に生まれたような人で、その憧れと今の自分との落差が本当に辛いです。
こんな自分の人生や運命を呪ってしまい、幸せな人生なんて信じられず自己嫌悪や自己負担の自分で、もう何からどうしたらいいのかわかりません。
くだらない質問かもしれませんが…アドバイスいただけたら幸いです。


まるさん、こんにちは。
かかりつけカウンセラーの伊藤です。よろしくお願いします。

深層心理的には比較する目的が「自分はイケていない」「私はダメだ」「俺は情けない」ということを証明するためだからです。
だから、あの恵まれている人に勝る部分は比較せずに、絶対に劣る部分を比較して「ほらやっぱり、私はイケてない」って思いたいのです。

何故、我々はそんな自分の陥れるようなことをしてしまうのでしょう。

こういう不公平な比較をしてしまうときにはサインがあるものです。

サインとは「幸せのサイン」です。

「???」

不思議、と思われるかもしれませんが我々が人生で一番恐れるものは「幸福」です。それが「超幸福」だと「超怖い」ものです。



ちょっと想像してみて下さい。

まさかまさか宝くじで10億円が当たったー!
へぇーーーーーマジでーーーーー!
銀行で手続きをしてきて、ほんまやーほんまに10億円当たったー
とりあえず、100万円ほど下して、美味しいものでも食べに行こうか~
と銀行を出た瞬間から、なんだか周囲の人の目が私を見ている気がする…まさか私が10億円当たったの知ってる、銀行の人がバラした?今どきならSNSで拡散なんてあっという間、あり得る!やばいどうしよう、人通りの少ない道に入ったら襲われるかも、はよ帰ろー
っと、美味しいものも食べずに駆け足で家に帰る、なんてこと。
もちろん想像ですが、なんとなく、気持ちわかりません?

「心のどこかでこんな幸せが続くはずがない」
「こんな幸せ(奇跡)が自分の身に起こはずがない」

でも夢でもない、だとしたら、このあときっと不幸なことが起こるに違いない、、、何の努力もしていないのに、こんな幸福を感じていけない、と感じてしまうのです。

聞いたことある方もいると思いますが、宝くじで大金を手にするとその後人生が不幸になる...本当? いやそういう人もいるのは事実です。大金の扱い方がわからず、取り乱してしまうのです。
(だいぶん話がそれました?笑 まぁいつものことでが…(^^; )

少し逆説的な言い回しになりますが、まるさんが「生まれた時からもう全てが幸せな人」とご自分を比べる理由は自己嫌悪や自己不信を感じたいからです。

そんなこと感じたいわけないでしょー!とお思いかもしれませんが、おそらくまるさんは自己嫌悪を感じることで、「あの幸せ」を自分与えないようにされているのです。

心のどこかで幸せになってはいけない、と禁止しているため、人の幸せが目に入るだけで観ちゃいけない、私はああなってはダメ、望んでもいけない、望んだところでああなれるわけないし、望めば余計につらいだけだから…と、「あの幸せを手にしちゃいけない病」にかかられているようです。

ですが、心というものは「しちゃいけない」と禁止すればするほど、したくなるものです。望んじゃいけないと思えば思うほど、その気持ちは募るばかりで苦しくなっていきます。
それがいまのまるさんかと思います。



それじゃどうすればいいの?

まるさんが、すべてに恵まれている人になればいいじゃん!って言ったら怒られそうだし、なれるわけないじゃん!って一蹴されそうなので、今日は違う回答を...

伊藤は最初に不公平な比較をしてしまうときにはサインがあるもの、と言いました。

まるさんは現在、3年付き合ってプロポーズを受けて結婚を前にしていて、30代半ばでいつか子供も欲しいと思われているわけですよね。
この相談文に書かれた内容をまるっと、すべて包み隠さず彼に伝えてみてはいかかでしょうか? ついでに、あの生まれながら恵まれて幸せの星の元に生まれてきたような人と私とどっちが好き?と聞いてみると良いですよ。

なかなかに勇気がいりますよ~

まるさんとって、その強い自己嫌悪や自己不信、これこそ愛して欲しいところで、この部分を愛されることが「超恐怖」であり、「超幸福」です。恐怖を乗り越えるには勇気がいります、でもその先にしか「超幸福」はありません。

自己嫌悪が強く出ていることが「幸せのサイン」です。
今がチャンス!ということです。
おわかりかと思いますが、自己嫌悪は一人で治せません。
「幸せを手にしちゃいけない病」も一人では治せません。

どこか物足りない彼がヒーローになれるかどうかも、まるさんが彼にチャンスを与えるか否かにかかっていると思うのですがどうでしょうか? 

結果は伊藤にもどうなるかわかりませんが、まるさんが「もう何からどうしたらいいのかわからない状態」であれば、伊藤の言うことも試してみる価値はある?ない?

いずれにしても伊藤はまるさんの味方です。
応援しています!
ご相談ありがとうございました。


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