今回のご相談
くるみさん
こんにちは。
私は、小学生の時のいじめや両親との関係から自己肯定感がかなり低く育ってきました。
そのことに2018年頃に気づき、色々本を読んだりセミナーに参加したりカウンセリングを受けたりして、だいぶ自己肯定感が上がってきました。容姿についていじめられていたのでそこをすごく気にしていたのですが、お陰様で以前ほど気にならなくなり、「まあ悪くないかな」くらいの意識になることができました。
メイクも楽しめるようになりました。他人軸、特に親軸で生きていたということも分かり、「私は私、親は親」と言う練習や、自分を知るということも少しずつできるようになってきました。
元々私は彼氏ができたことがなく、そこが悩みで自己肯定感を上げようと思いました。
この7年間彼氏はできませんでしたが、かなり自分でも成長できたかなと思います。そこは嬉しいのですが、じゃあ今から「彼氏を作ろう」と思っても、「もう遅いかな」という気持ちが出てきてしまいます。
7年経って、20代後半が30代後半になり、今から恋愛したいと思っても「もうそんな歳じゃない」という思いの方が強く出てきてしまいます。周りの友達は私が自己肯定感を上げている間に結婚したり、順調にステップアップしているのに、随分周回遅れだなと思ってしまいます(他人と比べるものではないことはわかっているのですが…)。
「もっと早く知っていれば」「もっと若ければ」と思ってしまい、恋愛に前向きになることができません。
70代でも彼氏がいる女性が周りにいるのですが、その人は特別だと思ってしまいます。
自分でも今から恋愛できるものなのでしょうか。
何か考え方のアドバイスや取り組むべきことなどありましたら、教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
くるみさん
こんにちは。かかりつけカウンセラーの伊藤です。ご相談ありがとうございます。
急がば回れという、ことわざがありますが、くるみさんの場合は既に回ってきているので、あとはゴールするだけのように思いますし、これまでのプロセスこそがくるみさんの最短距離であったようにも思っています
今回は男性の伊藤から、少し変わった角度から、回答したいと思います。
もし、途中で伊藤の言い方が不快に感じることがありましたら、最後まで読まずに離脱してくださいね。
この7年間、ずいぶんと努力をされてきたんですね。
その結果、自己肯定感も上がってきて、気持ちも恋愛したいモードになっているんですね。くるみさんの強い想いで育てた、ご自分のそのお気持ちを大切にして欲しいと思います。
とはいえ、恋愛モードが強くなればなるほど、出てくるネガティブな感情とも日々負けずに闘っておられるようにお見受けします。
そこで伊藤の提案は
ご自分のネガティブな感情との戦闘をやめてみませんか?ということです。
「そんなもん、やめれるならとっくにやめてるわー!」っって言いたくなりますか?
失礼、そうですよね。
でもその闘いって練習でしょ?
本当の闘い、本番は、好きな人が出来た時ですよ。
好きな人が目の間にいる時ですよ。
相手に好意を持たれらときですよ。
告白するとき、された時ですよ。
一緒にご飯を食べたり、遊びに行ったりする時ですよ。
手を繋ぎますか?手を繋ぐかどうかの戦闘には挑みませんか?
一緒に一晩を過ごしますか?その戦闘に挑まないのですか?
◆
この7年間の修業はなんのためだったのでしょうか?
もちろん、恋愛だけのため、ではなかったのでしょうが、今恋愛モードになっているのは、もう練習は嫌、十分だ、本番にのぞみたい、本番での戦にも勝つ自信が内心ではついたからなのではないでしょうか?
かなり自分でも成長できたかな?と最初に述べられています。
そのあと、もう遅いかな、もうそんな歳じゃない、周回遅れ、もっと若ければ、70代の人は特別だ、あります。今くるみさんがこれだけのネガティブと闘っていることが書かれています。少なくともこれらの闘いは「恋愛するため」の闘いですよね。そして、勝てているからこそ、諦めずに、相談してくれているんですよね。
◆
練習はもうよいので、本番の闘いお話をしましょう。
練習と本番の違いは?
練習はくるみさんともう一人のネガティブなくるみさんとの内なる闘いです。
本番はくるみさんとくるみさんの好きになる人、なった人との闘いです。
闘い勝ための基本はなんだかわかりますか?
それはなによりも「相手を知る」ことです。
くるみさん、あなたは内なる敵ばかりを相手にしてきたため、意識や目線が外に向いていません。今からくるみさんがすることはまず、意思や目線を外に向けることです。
伊藤はやさしいのでもっとわかりやすく説明しますね。
くるみさん、いまからあなたがすることは男を物色することです。
あなたの好みを世の男性の中から物色し、そして男どもに順位を付けることです。 私にふさわしい男を、私好みの男を、探すのです。
そのためにはよく男を観察して、よく男を知ることです。
あっ、すいません、ついつい普段、武闘派女子といわれるような方々を相手にしているものですから、例え話や語彙が武闘派の用になってしまいました。
あっ、既にくるみさんは離脱していますかね?涙
気を取り直して、まとめていきます。
◆
くるみさん、意識と目線を男性に向けてください。
あなたが下を向いている限り、目線を上げないかぎり、男性と目を合わせることが出来ません。あなたが男性をみれば、必ずあなたと目が合う男性がいるはずです。
これからは自分のことではなく、周囲の男性に興味を持ってください。
くるみさんのように感じてきた女性がおられるように、男性もいます。
くるみさんとは違う経歴の女性もたくさんいれば、男性もいます。
いろんな方がいるからこそ、惹かれ合うのです。
もしも男性を見ることが恥ずかしかったり、怖いと思うことがあれば、その時はおじいちゃんや男の子でもかまいません。ほんと言うと最初は女性でもかまいません。あっ、その道のすすめではないですよ。他人に興味を持って欲しいのです。相手に興味を持って「知る」ようにして欲しいのです。
相手に興味を持つことで、内なる戦闘はあくまでも練習として、終わらせることも出来るのです。 そして、新たな闘いへ・・・あっすいません、どうしても武闘派用語が・・・
男性と目が合ったとき、それが恋の始まりになるかもしれませんね。
そこから先の戦闘は…もとい、
そこから先のご相談は、近い未来にまたしましょうね。
「急がば回れ」をしてきた結果がまもなくでそうですね。
頑張れくるみさん、やればできる!
今回の回答は以上になります。
いかがでしたでしょうか?
◆
恋愛から遠ざかってしまっていたり、もともと異性が苦手であったり、経験が少なかったりすると、いざ恋愛したい、と思っても、どうしていいのかわからず、後ろ向きな気持ちばかりが出てきがちです。時間が経て立つほど、その壁は高くなり、いつしか諦める理由ばかりを探して、自分の気持ちを封印し、諦めさせよう、納得させようとしてしまいます。
でも、諦めきれず闘っている人たちは多いと思います。
そんなときは皆さんも意識と目線を外向けてください。
私のことではなく、周囲の人たちに目を向けてください。
そうすると必ずあなたと目が合う人がいるはずです。
そう、あなたのことを見ている人がいるのです。
あなたがどんな女性であろうと、どんな人間であろうと、あなたに興味を持ってくれる人がいるのです。
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