常に周りの人を‘’敵”認定してしまう、みんな敵のように見えてしまい、戦闘態勢に入ってしまう、そんな経験したことある人! そんな時期を過ごしている人! 今回はそんな人に向けて、書いております。これを機に「内なる葛藤」を終わらせてくださいね。
「変なところで戦って、自分を消費してしまうのはどうして」 ゆいさん
いつもお世話になっています。
育休を経て、仕事復帰をしたら、電車やバスに乗るだけで、公園に行くだけで、戦おうとしてしまいます。電車で並んでいても、老若男女問わず、電車が来た途端、私の前にきて順番抜かしをする人がいて、私も負けずにその人の前に行きます。もう本当におかしい人はそれでも私の前に来るんです笑、そういう時は諦めて譲るんですけど負けた気持ちになります。
またバスに乗ってたら、体格の大きい方、おじさんおじいさんがよく隣に乗ってきて(細くて優しそうに見えるので選んでると思います)、じろりと「え?もっと寄って?」みたいな顔されるのですが、私が別に大きく座っているわけでもないので「いやあんたが太ってるんやで、縮こまるのそっちな」と言いたくなります。そんな視線も無視してます。また、放置子というのでしょうか、公園や遊び場で、誰かに遊んでほしい小学生や年長さんくらいの子どもにもよく声をかけられます。
はっきり「まだ娘は1歳で小さいから一緒に遊べないし、面倒みてるから遊ばないよ」と断ります。それでも着いてくる子は、こちらも休日は貴重な娘と遊べる時間やのに何で他の子と遊ばなあかんねん、と無視しています。私の人生にそういう戦う要素とか、私の平和な日々を脅かしてくる変な奴いらんねん!というのが本音です。こういう人たちと出会った日はどっと疲れるんです。出勤時は出会わないのに、何故か帰り道に出会って、今日は仕事でいいことあったのに、変な奴に心乱されてる!こんな私、いや!私が引き寄せてるの?なにが原因だろう…クヨクヨ、ウジウジ考え込んでしまいます。
家庭も職場も、有難いことに、根本さんやお弟子さんのおかげで、本当に平和で恵まれている日々と思います。ロケットランチャーを使った日には、chat GPTでアウトプットしたり、夫に聞いてもらったり、娘にスリスリしたり、家事をサボったりして、通勤や公園での戦いの傷を癒してます。
家庭も、仕事でも、武器を置いたのに、なんで変なところで戦って勝ち負けを気にしちゃうんでしょうか?
こんな不毛な戦いに費やす体力気力があるなら、大事な家族に美味しいご飯を作りたいし、娘と一緒に遊ぶ時間を増やしたいです。小さなことでクヨクヨしてお恥ずかしいのですが、アドバイスいただけますと幸いです。
引用:ココロノマルシェ
ゆいさんの謙虚な表現の中に「ロケットランチャー」が混じっているのが面白くもあり、また今の感じているお悩みを象徴しているように感じました。
攻撃を仕掛けてくるのは誰?
戦おうとしてしまう、ってことは「相手が私を攻撃してくる」と認識している、ということですよね。 ゆいさんから相手に攻撃をしかけているとは思えませんが、客観的に相談文を見ていきますと、どうも現実的に、相手から攻撃されているわけでもないようですね。
では、誰が私(ゆいさん)に攻撃をしかけてくるのでしょうか?
戦闘モード(戦おう)になっている、ということは誰かが攻撃してくる、と私が認識しているから、ですよね。
攻撃してくるのは電車の人、バスで出会った人ですか?公園で出会う人たちですか?
実際に私を攻撃しているのは誰なんでしょうか?
「ゆいさん」 はい、そうですね(今、読者さんの声が聞こえました!)
ゆいさん、ご自身ではないでしょうか?
自分で自分のことを攻撃している、のではないですか?という言うのが伊藤の分析です。
「私が私を攻撃している」を言って「?」いまいちピンとこない方は、「私が私の今の幸福を疑っている」と言うふうに言い換えてみると、どうでしょう。
今の平和で幸せな状況をゆいさんご自身が受け入れられていない気がするのです。
心のどこかで、こんな私に今のこの幸せはふさわしくないんじゃないか?と疑念を持っていたり、この幸せは長続きしない!きっと誰か邪魔しにくるはず!というような変な思い込みがあったり、今の自分の幸せを満喫できずいませんか。
こんな私=幸せになれるはずがない、という疑念(思い込み)
人は自分の思っていることを正しい、と証明したい生き物ですので、疑っていることがあったら「ほらやっぱり」と言えるような現実を無意識を作り出します。
例えば、自分は癌になるかもしれない、と疑っていると、保険に入らねば、健康診断は欠かさず受けて、体に悪いものは食べてはいけない、運動もしなければ・・・と自分の日常を「癌にならないため」としてなにかと制限を加えながら過ごしてしまうのです。
どこか未来の不安を先取りして、今の癌になっていない自分の生活を楽しめなくなっている、ってわかりますか?
で、その結果、癌になってしまったら、ほらっ~、保険に入ってて良かったー、健康診断を受けてたから、早期発見できた~ と癌になったことで、自分が準備してきたことの正しさが証明されて、変な安心感を得たりします。(万が一に備えることを否定しているわけでないですからね)
「ああなりたいくない」は「ああなってしまう」法則ですね。
これと似たような感じでですね、ゆいさんの中には、自分のことを許せない何かがあるようです。
ゆえに、こんな私が幸せになるはずがない、という間違った信念がこころの奥に隠れていて、だからそれを証明するために周りの人を使って、自分を攻撃させているのではないかと思うのです。自分の疑い「ほらやっぱり」「幸せは続かない」「私は幸せになれない」っていうことを無意識的に証明させようとしているのではないかと思います。
戦闘モードを終わらせるために
そんな方には普通はね、自分を許すようにてくださいね、とか、自分に優しくなってくださいね、褒めてくださいね、認めて下さいね、とご提案するのですが、武闘派の戦闘好きな、ゆいさんはきっと抵抗して、難しいことだろうと、優しい伊藤は思いまして、別の提案をしたいと思います。
まずは、自分の嫌いなところ、書き出してみてください。あるだけ。いっぱいあるでしょ~ 笑 自分のいいとこはわからんけど、嫌なところはたくさん出てくるのではないですか?
で、それをご主人に見せてください。
私は私のこんなところが嫌い、私は私のこんなところが許せない、と書き出したものを全てご主人に見せてください。
見せるだけで良いです。
見せるだけで。
そして、必ずこれだけは守ってください。
きっとご主人はそれを見て、ナニコレ?んっ?と怪訝な顔をするでしょう?ご主人も戸惑うかもしれません。ですが、そのあと、ご主人から出た言葉や、何か言ってくれたセリフはどんなことでも全部受け入れるようにしてください。 ご主人の言葉を疑わないように心がけてくださいね。
あなたの中の戦闘(内なる葛藤)を終わらせましょう。なぜ、それで戦闘モードが終わるの?それを言ってしまうとこの提案の効果が薄れてしまうので、まずはやってみて下さいませ。
旦那さんがいない方は、彼でもいいし、親友でもいいし、両親でもかまいせん。自分が信頼している人に見せてください。
ということで、今日の解答はここまでになります。

平和な日々、勝ち負けを気にする、不毛な戦い、このあたりのセリフも気になるところですが、まずは大事なご家族とのお時間を平和に過ごしてもらうために、その大事なご家族の協力を得ながら、自らの中にある「疑い」を晴らしていってほしいと思います。
YouTubeでの回答は8/5(火)20:00公開予定
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