不倫をしていて「良くないとはわかっていてもやめられない」というお悩みは良くお聞きします。不倫のパターンにはいくつかありますが、今日は親に対する罪悪感が関係している?について話していきますね。
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不倫をしていて「結婚したいんだけど、、、」と悩まれている方はたくさんいます。
しかし、相手には奥さんがいるので「結婚は出来ない」とわかっているわけですね。
こういう方の潜在意識に「実は結婚が怖い」というお気持ちが隠れていることに気がついている人は少ないようです。
「この人(不倫相手)よりいい男がいたら結婚してもいいけどね」と思っている人もいるでしょうがそのお相手とお付き合いしている以上はなかなか、その人以上の人は現れないものです。
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不倫関係というのはこういう心理が働いていたりします。
不倫=良くないこと=周りにバレないように、バレないように、バレないように・・・
そうすると、この悪いことをしている「ドキドキやわくわく感」が結構な刺激としてクセになってしまうのです。この刺激を一緒に味わうと「共犯者の関係」としてすごく繋がり(親密感)を感じてしまうのです。不倫にハマる、やめられない、というのはこのような中毒性があることも一つの原因になっているのです。いったん離れても、親密感が欲しいと感じるたびに彼を思い出してしまい、そこに戻ってしまうんですね。
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ここから今日の本題に入りますね。
そして不倫をしてしまうパターンのお持ちの方に一定数いるのが、親と同居している方です。本来、先ほどの「良くないことをしている心理」からすると、バレたくないという気持ちが働きますから、潜在的に不倫相手以外の誰かと一緒に暮らすことは避けたいところです。ましてや両親にはそういうことを誰よりも知られたくない、と思うのではないでしょうか? ですが不思議なことにこういう方に限って両親とは仲が悪いんです、と言われます(?)
そして仲が悪いと言うなら、もういい大人で経済的にも自立しているわけですし、1人暮らしをすればいいのに、なんだかんだと理由を並べては結局、家を出ようとしないのです。
ん~、何か匂いませんか~? ずいぶん親とべったりしてはいませんか?
(名探偵こういちは、あやしい匂いをかぎ取りました!)
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仲が悪いのに、、、離れようとしない、というのは何か親に対して「罪悪感」を感じているのではないですか? その罪悪感から、なんだかんだ仲が悪いと言いながら一緒にいるのは「補償行為」なのではないでしょうか?
不倫をしている限りは結婚出来ない(結婚しなくていい)、その背景には「結婚して出ていかずにあなた(親)の面倒をみてあげるわよ」という補償行為が(潜在的に)親に対してあると思うのです。
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こういう女性の心理には結婚して家を出ていくことが何か親を裏切るような気持ちとしてあるようです。 「私が結婚する」というと「親は喜んでくれない」「ちゃんと(親の)面倒もみてくれるんだよな、と親を不安にさせてしまう」親を見捨ててしまうような気持ちが罪悪感となって、補償行為を働かせているようなのです。
そんな気持ちが隠れているとすると、家を出ていきたくなるほど本気で好きになれる人ではなくて、結婚したくても出来ないようなあいまいな「不倫の関係」が一番しっくりきたりするんですよね。
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こういう方は親との癒着の関係を切って、罪悪感を手放していくことが必要かと思います。少し強引でも家を出ることが必要かもしれません。 自分の幸せを最優先にして欲しいです。そうしないといつか本当に誰かを強く恨むことに繋がりかねませんから。
今日はここまで
不倫の関係を続けてしまう背景にはこんなケースを持った方もおられます、というお話でした。
不倫のお悩みはなかなか周囲には相談しにくいものですよね。
また一人では解決しにくいものです。
どうぞ、そういう時はお気軽にご相談下さいね。
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