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【ご相談】「限界を超えても休めない」

日本人は自分に厳しい人、自己価値が低い、罪悪感が強い。これは昔から言われてることです。とても自己評価が低くいです。なぜ? 潜在的には戦争に負けたことや、その後の教育も大きな影響になっているとは思うのですが、それにしても自分を責めることがまるでデフォルトになっている方が多いように思います。「休むこと」が「いけないこと」とのように感じている人は少なくないみたいです。何か罪悪感を感じてしまうのではないでしょうか?罪悪感が深い人は自分好きな人や好きなことまで、遠ざける傾向にあります。どうかそんなときで、自分の好きなことは絶対に「手放さない」ようにしてくださいね。そんなことをしても罪悪感は深まるばかりです。ですので、今回は罪悪感をテーマに話そうと思いましたが、ご相談者のLiz*さんは18歳でした。罪悪感のお話より、伊藤は「真実」をテーマにお話ししたくなりました。

Liz*さん
「限界を何度も超えてるのに休めない」

もう無理です。限界です。しんどいです。まじで。
18歳です。学生です。
本当にしんどいです。最近何にも頑張れないです。
今テスト週間で頑張らないといけないんですけど何も頑張れないです。

時は遡って二年前、私は不登校になりました。生きてきて人間関係とか自分はどうやって溶け込めて上手くやれるかとか、ADHDでもタスクをみんなみたいに同じくらいがんばってやったり、普通にただみんなと一緒に当たり前の青春できるのかなとか生まれてから色んなこと考えてひたすら時間があれば原因をネットで調べて、なのに全然上手くいかなくてもう全部無理だなって思ってどうでも良くなって不登校になってから色んなものを失いました。

今まで学校を休んだことはなかったし、まだ頑張れたはずなのにわざと行くのを辞めました。
そこから吹奏楽部に入ってるんですけどスランプに苦しめられたり、何とかなるって思えなくなったり、諦めてから気合いとか底力が試される場面で折れてしまったりだとかが増えました。
人生で苦しいのはデフォルトだったのに耐えるのに疑問を持ってからなんにもできなくなってしまって、ただやっぱり皆はその感覚をわかってくれなくて、学校を休んだら怒られるので苦しくても中途半端に走り続けてていつになったら楽になれるのかわからないです。

私は今不登校になってから単位を失って留年してます。
本当は転校という選択肢もあったんですが、自分がダメになる気がして残ることを選びました。
それで残ってよかったなって思えることもあるんですが、休めなくて走り続けるしかないのが本当に苦しいです。
留年っていう肩書きからクラスでずっと陰でネタにされて笑われてます。
それは全部人づてで耳に入ってくるのでしんどいです。
元々おしゃべりですがクラスでは一言もしゃべりません。友達もいません。部活は喋りますが心労が耐えないです。
縛りとか暗黙の変なルールとか多くてまるで村社会みたいなところです。
やらなきゃ怒られるって思いながら部活しています。
しかし楽器も仲間も大好きなので大会に乗れるように必死に頑張ってきました。

しかし、不登校になってから本当に願ったことは焦りになり上手くいかなくなるパターンが定着してしまい、オーディション全落ちで一年で計五、六回挫折しました。
最後の大会はすべて終わりました。何回も泣きました。
落ちるたびに燃え尽きになり、次があるたびに立ち上がりました。
努力が全て空回りしていました。
途中で食欲が異常に増えて食べてないと落ち着かない時期や、逆に食べても味はわかるけど美味しくない半分味を感じてない、食べたくない状態になったり感情が消えたことに気付かない時などもありました。その度に1人で感情のコントロールをして感情鈍麻を脱出したりしました。
しかし焦りなどのストレスで無自覚に人に当たってしまっていたらしく迷惑をかけていて話し合いで17対1で2時間色んな人から冷たい目を向けられて怒られた時はほんきでしのかなっておもいました。今は許されてますが。その時は誰の目も合わすのが怖かったです。

変なところで長くなってしまってごめんなさい。
今は3ヶ月朝は5時に起きて夜は8時半に帰ってくる生活をして死ぬ気で上を目指してた最後の大会が終わったのが10日前です。学校も朝練のために毎日心を殺して行きました。燃え尽きにもなって、毎日しんどくてでも大好きな曲で上に行きたい一心で頑張ってきたのですが最後はあっさりでした。
私ってこんなになんにもできないんだなあって何となく思いました。
次の日に顧問からショックなことを言われて涙が止まりませんでした。
そして嫌いな私自身の誕生日も重なってショックで3日間は何にもできませんでした。
その後すぐテストで燃え尽きてる暇もなく単位を取るために頑張らないと……体が…動かないって感じです。
逃げてます。もう嫌ってなってます。今はなんか途方にくれてます。
もう来年は大会には出れないけど部活だけいるっていう感じで本当に何のために頑張る理由もなしにできる気がしなくて、本当は2ヶ月くらい将来のこととか自分の苦しみと本気で向き合う期間が欲しい、生き急ぎすぎて一旦見つめ直させて、体制を整えさせてって思うのに部活学校のせいで全然休めない。

今ももう苦しすぎて死にたいとは思わないけど人生辞めたい✌️😁ってなっています。
今も深夜2時なのに全く勉強に向かえないです。課題しないと部活行けないのに苦しみと向き合えない。
今まで何かに命をかけて頑張る分今突きあたってる問題を見なくてもよかったのに今は向き合わないといけないことだらけで耐えられません。
ちなみにこのオーディション五、六回落ちた一年の中で失恋もしてます。
それも向き合いながら大会にも向き合っていました。インスタのDMとかも返せてなくて何百件溜まってるし、人と会うのを避けています。人と話さないとしんどくなるのに徹底的に避けています。
なんか今は暇じゃないのに暇って感覚でネットか甘いものを死ぬほど食べるかものすごくリスカ欲に抗うかです。あと異常なほど浪費する。食べたくないのに食べちゃう。でも我慢したらレグカリスカしちゃいそうだし。
リスカは夢のために我慢してます。
でも本当に耐えるのが精一杯。もう自分でも書いてて訳がわかりません。理由が欲しい、休むための。もういっそこのまま苦しいままなーなーでずっとタイヤ引きずってる感覚で走るなら一度倒れたい。なのにこの体は倒れてくれません。だれも私が限界なの知らなくてこの前は後輩に本当にそんなに休むのが理解できない。みんな頑張ってるって言われました。あなただけそんなズルは許されない。がちでその通りすぎてなにも言えないんです。休んでても結局罪悪感で吐きそうになるけどとにかくいまの状況から逃げたい。あーーー勉強しなきゃ単位取らなきゃ。助けてください。長くてごめんなさい。


Liz*さん
こんにちは。かかりつけカウンセラーの伊藤です。よろしくお願いします。

どうもLiz*さんの中で罪悪感、というものが悪さをしているようなのですが、今回は罪悪感のお話ではなく「真実」をテーマにお答えしたいと思います。

まずはLiz*さんの真実(頑張ったこと)です。
・不登校から、復活した
・人間関係とか自分はどうやって溶け込めて上手くやれるか考えた
・ADHDでもみんなと同じようにタスクを頑張った
・時間があれば原因をネットで調べた
・学校を休んだことはなかった
・苦しいのはデフォルトで耐えてきた
・転校は自分がダメになる気がして残った
・陰でネタにされて笑われて、耳に入ってきて、しんどいのに登校してきた
・元々おしゃべりで、クラスでは一言もしゃべらず、友達もいないけど、登校してきた
・村社会みたいなところで怒られると思いながらも部活を続けた
・大会に乗れるように必死に頑張った
・オーディションで、一年で計五、六回頑張った
・何回も泣くほど頑張った
・落ちるたびに燃え尽きになり、次があるたびに立ち上がった
・途中で食欲が異常に増えて食べてないと落ち着かない時期や、逆に食べても味はわかるけど美味しくない半分味を感じてない、食べたくない状態になっても、感情が消えたことに気付かない時なども頑張った
・1人で感情のコントロールをして感情鈍麻を脱出してきた
・17対1で2時間色んな人から冷たい目を向けられて怒られた時はほんきでシのうかなっておもったけど、踏みとどまった
・誰の目も合わすのが怖かったのに頑張った
・3ヶ月朝は5時に起きて夜は8時半に帰ってくる生活をして死ぬ気で上を目指してきた
・朝練のために毎日心を殺して行った
・毎日しんどくてでも大好きな曲で上に行きたい一心で頑張ってきた
・すぐテストで燃え尽きてる暇もなく単位を取るために頑張った
・失恋もしてます向き合いながら大会にも向き合ってきた
・リスカは夢のために我慢してきた
・ずっとタイヤ引きずってる感覚で走ってきた
・後輩に本当にそんなに休むのが理解できないと言われても、反論せず頑張った

この相談文の中だけでもLizさんが頑張った事実がこれだけ出てきました。 普段の生活の中では、この何倍もあることが容易に想像できます。 (これだけ頑張っていても、Lizさんは許されないのですか?誰がそんなあなたを責めているのですか?これは真実ではないのでしょうか?)

これらを客観的な事実(真実)として、ご自身が頑張ってきたと(こんなことは当たり前として)を認められないとしたら、それは「自分いじめ」でしかありません。

仮にLizさんの親友や大事な人がこの相談文を書いたとして、Lizさんがそれを目にしたら「何そんなことで悩んでいるの!?そんなことくらいみんな頑張ってやってるよ、ズルは許されないよ」ってLiz*さんも思うのですか?

休むことに特別な理由はいりません。
疲れたら「休む」のです「それを当たり前」と思えていないことに原因があります。

ただ今のLiz*さんに2か月くらい休めることになったとしても、おそらく(身体が休んでいても)気持ちは休まらず、返って自分のダメな部分に意識が向かい、休んでいること自体が苦しい原因(罪悪感)になってしまうかもしれません。

本当の意味でLiz*さんが休息をとるには?

嘘をつくことを止める事です。

自分で自分をだまし、自分で自分の本当の気持ち(真実)から目をそらすことを止めることです。自分の嘘をつき続けることは疲れます、疲弊します。嘘は罪悪感を生みます。

Lizさんがこれまでの人生に何があったのかは知りませんが、ずいぶんと自分のこと責め、自分に罰を与えるような思考をされ、現実に自分に苦しみばかりを与える行動をされているように思います。休むことさえ、許されないほど罪悪感を感じるようになったのはなぜなんですか? 好きな吹奏楽や人とおしゃべりすることまで徹底的に自分から取り上げて。 「自分の苦しみ」と本気で向き合う…とありますがLizさんの苦しみとは?生き急ぐ理由は?向き合わないといけないことだらけ、とは...

Liz*さんの相談文を何度も読みました。
伊藤はとても胸が苦しいです。

Lizさんは、ほんの少しだけ、頑張り方が違うのだと思います。 頑張ること、頑張れることには、結果とは違う価値があります頑張れるということはLizさん「才能」です。
Liz*さんの「価値」ですそれは「真実」です

Liz*さんはその才能を誤った使い方をされているのです。

思考の変更が必要です。
思い込み(概念)、自分ルールの変更、修正が必要です。
そのために有効なのは「人と話すこと」「新しい経験」をすることです。
そして「素直になること」です。顔を上げて周囲を見渡してみてください。
必ずLizさんのことを見ている人がいるはずです。 一人で乗り越える場面ではありません。 「助けて下さい」それが言えるLizさんは強いのです。
Liz*さんが気がついているかはわかりせんが強い人というのは必ず誰かに支えられています。それは真実です。

伊藤からLizさんへ伝えたいこと
・「疲れたら休むことは当たり前」逃げることではありません。 それは真実です。
・Lizさんの才能は「頑張れること」今はその才能の使い方を学んでいる最中です。Lizさんが本当に欲しいものを手にするにはこの才能を使いこなせるようになることです。
・必ず、Lizさんの周りにあなたのことを見ている人(気にしている人)がいるはずです。それは真実です。
吹奏楽やおしゃべりなど自分の好きなものは決して遠ざけてはいけません。
・毎日鏡を見て、自分とおしゃべりすることをしてください。あなたは何が好き、何が食べたい、どこへ行きたい、何がしたい?もう一人の自分と話す習慣をつけてください。

伊藤はLizさんとは会ったことありませんが、勝手にLizさん大好きな曲を楽しそうに演奏している姿を想像しています。Lizさんが大好きな人とお付き合いして、一緒にスイーツを食べている姿を想像しています。Lizさんが学校を卒業され、自信のある顔して希望する進路へ進まれていく姿を想像しています。

回答は以上になります

ご相談ありがとうございました。


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