今回のご相談
ほりさん
野良猫と知り合って早1年半です。付き合っていましたが今はそうでなはく、「俺はもう前に進む」「適切な距離感で」と言っていましたが結局なあなあの関係です。
付き合っている間もマッチングアプリを入れていたり、黙って女の子と電話したり会ったりと遊んでいました(指摘するとはぐらかします)。当初は私も怒ったり悲しんだりしていたのですが、最近はもう「私に危害が及ばなければなんでもいいか~」という気になって放ったらかしです。
けどやっぱり野良猫がどこかに行ってしまう心配があります。私にできることはどっかりと構えてホームを温めることだけでしょうか?
ほりさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。 かかりつけカウンセラーの伊藤です。よろしくお願いします。
ほりさんの野良猫歴は1年半
だいぶん、野良猫のことも研究されたかと思います。
そして、自分の気持ちとも向き合ってきた結果、なあなあの関係になられたのですね。
別れることも、次に行くこともできず、動けなくなってしまっているのでしょうか。彼のことを野良猫と評しているほりさんもまた、野良猫気質なのでしょう。
そのあたりのことも既にご自覚されているようにお見受けします。
私にできること? ホームを温めておくこと、それは野良猫にとってはとてもありがたいことですね。 でもそれだけだと、ほりさんの不安は解消されないのですね? 出来ることは他にもいろいろあると思います。
それはほりさんが望む未来によって違ってくるのですが、今回はほりさんがこの先もその彼とお付き合いしていくことが前提で、よくすると、なあなあなの関係から(世間的にも)きちんとした関係に発展出来るかもしれない方法を男性心理から提案させていただこうと思います。
そんな方法あるんですか~?と疑いの目線でお読みいただければと思います。
(読者の皆さんも一緒に疑いの目線でお読みください。笑)
今回は野良猫歴が長め、経験者という前提ですので、細かい説明は、はしょりながら、すすめますね。(野良猫歴浅めの方、ごめんさい)
◆
いきなりですが、野良猫を完全な飼い猫にするには、やはりある程度の長期戦は覚悟することになります。ただ、野良猫好きなあなたは、別に彼に完全な飼い猫になって欲しいわけでない、という気持ちもありませんか? 出来れば、野良猫要素も残しつつ、要は最終的には必ず私の元に返ってくる、という保証があれば、それくらい状態が一番良い、理想的だと思われていやーしませんか?(完全に飼い猫、家猫化したい方はまた別の機会に)
◆
もし、完全な飼い猫ではなく、ある程度、野良猫要素が残っていても良いのでしたら、長期戦までいかず、中期戦でかたをつけることが可能かもしれません。
はい、ズバリその方法は?
「Hをするな!」
え~っ、なんてことを言うんですか~
ふざけないでちゃんと解説して下さい! と読者から若干、軽蔑をむけられた声が聞こえたような気がしたのですが…
伊藤はいたって真面目に答えております。
◆
昔から、男を落とすには「胃袋を掴め」と言われますよね。
(あっ、知りません?Z世代ですか?)
わかる方だけで結構です。続けます。
それと「床上手であれ」
昭和かっ!いや明治かっ!という突っ込みなら良いのですが、このあたりで読者の半分は離脱しているような気がしております(^^;
男性からすると、どちらか1つでも掴まれると、まぁどんな喧嘩をしようとも最終的にはその女性の言うことに従う可能性が高いでしょう。
(まして、2つとも掴まれると、ほぼ奴隷?また下僕といった扱いをうけることになるでしょう)
男性にとって、この2つの要素はそれくらい強力だということです。
野良猫とずるずるとお付き合いする女性の特徴はこのいづれか、もしくは両方を野良猫の要求に合わせて、与えてしまうところです。「好き」な気持ちがあるため、多少の抵抗はするものの拒絶までは出来ず、結局、野良猫の要望に応じてしまいます。
これでは餌付けは出来ません。教育は出来ません。
◆
男性にとっても「H」は単なる肉体的な快楽だけではありません。
精神的にも「H」を通して、女性に受け入れられたと感じることで安らぎや安定、自信や活力を得ることが出来るのです。
ですから、女性との繋がりを絶たれることは肉体的な欲求を満たせないだけではなく、安らぎや活力も失うことにもなり、それは男性にとっては恐怖でもあるのです。
(それって、Hで野良猫を餌付け(教育)しろってことですかー?)
はい、そうです。
野良猫好きの女性はまずは自分が彼に対して大きな影響力を持っていることを認識して欲しいのです。
野良猫はたしかにリードをつけられることを嫌いますが、帰る場所を失うことは生命の危機を感じるほどに怖いのです。
(帰る場所、それはもちろん、ほりさん、あなたのことですよ)
ほりさんには彼の帰る場所になってあげることも、それを拒否することも出来るという選択肢があり、その選択肢こそがあなたの彼に対する影響力の根拠になっているのです。
Hを出汁に…と思われるかもしれませんが、これはあなたにも我慢が必要ということでもあります。彼に我慢を強いることはあなたも一緒に我慢する、ということです。あなたも彼も少なからず、今の状況に心地良さ(都合の良さ)を感じているでしょう。これでそこに変化を起こします。
◆
Hを我慢させたら、彼は別の女性のところにいくじゃない!と心配にもなるでしょうが、大丈夫です。既にあなたはこれまでも、今現在も彼がどこかに行ってしまわないか、心配ばかりしてきましたよね。なので、野良猫さんを好きになった時点で(Hに関係なく)心配はつきものになっているのですから、いまさらでございます。
最初に「Hをするな!」と言いましたが正確には「彼に合わせて、応じるな!」ということでございます。彼があなたを不安させることをした時は拒絶するようにしてください。あなたを喜ばせることをした時は受け入れてあげてください。(普段の頻度にもよりますが)まずは!~3か月程度は拒絶するところから始められると良いかと思います。彼の反応はまず、あなたの変化に動揺し、多少怒りっぽくなる⇒不安になってくる⇒ほかの誰かのところに行きたくなる、というような心の変化が見られるはずです。あなたはその間Hを拒絶する一方で、彼に「私はこんなことをしてくれたらうれしい」ということを出来れば明るく、軽い感じで伝える作業をしてください。必ず彼はそれを叶えようとしてくるタイミングがあるはずです。
この作戦のポイントは
Hの頻度やタイミングはあまり彼に合わせないで下さいね。
「プレイ」も私が主導権を握るようにされた方が良いです。
「私が喜ぶことを彼にさせてあげる」という点です。
「彼が喜ぶことをあなたがする」のではありません。
(ちなみに「胃袋を掴む」というのは今どきの女性陣には難易度が高い?みたいなので、あまり提案しておりません)
◆
現在のなあなあの関係を続けるのも良しです。
進展を求められるも良しです。他を探すもの良しです。
ただ進展を求められるときは「絶対うまくいく方法」というものはありませんので、多かれ少なかれのリスクは伴います。
進展を求められる際は、今回紹介した帰る場所を人質にとった「餌付け戦法」を試してみるのも良しです。また別の戦法を教えてください、と言われれば、伊藤はもちろん協力させていただきます。いづれの選択にせよ、結果として、傷つかれた際は伊藤がその骨を供養させていただきます。笑
ほりさんのご健闘をお祈りいたしております。
◆
ちょっと説明が雑じゃないか、
今回の伊藤はなんか冷たいな、と思われる方
仕方じゃないじゃないですか、相手は野良猫、手名付けるには、こちらはある程度長期戦になることは覚悟しなればなりません。そうすると雑だろうが適当だとか、そんなことを思われてもいいや、くらいのノリでないとあっという間にこちらの気持ちが疲弊してしまいます。野良猫とのお付き合いは神経質にならないこと、ということをほりさんに伝えたいがために、今回の伊藤は野良猫風な回答をしているのです。笑
野良猫の扱い方、餌付けのもっと具体的な方法、私はこんなやり方は嫌だ、また別の方法を教えろー!という方はいつでも伊藤までお問い合わせくださいね。
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