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自立女性のための

「かかりつけカウンセラー」 
伊藤幸一
オフィシャル・ブログ

思想信教に関わる問題はとても繊細で関わるときは慎重に|おそらく当事者も周りの方も「自立」が糸口になります

「家族の宗教問題について」ユキさん

妹が長年所属していた宗教の脱会を考えて悩んでいます。
私たちの家庭は安心感があると言いがたく、自己中心的で家庭に無関心な父親とその父親(親族含む)に苦しんでいる母親の元で育ちました。そのため私たち姉妹は自己肯定感が低く、居場所が欲しいという思いを抱えて生きてきました。妹は大学生の頃にとある宗教団体に勧誘され、そこで居場所を見つけ20年近く過ごしてきました。大切な友人や仲間と出会い、充実した日々を過ごす一方で、教義は厳しいところもあるようで、そのストレスを私にぶつけてくることも多々ありました。
その最たるものが私の結婚、妊娠です。

妹の所属する教団の中では、教団に所属する人と決められた期間にしか結婚できないという決まりがあり、ここにきて結婚願望はあるもののその教団の中での結婚は無理だと悟ったようです。
また、それ以外にも教団の教えに納得いかないことがあり、ついに妹は脱会を考えるように考えるようになりました。
ただ、長年いた組織を離れることは心理的にとても難しいようで、毎日思い悩んでいると相談がきます。この年(アラフォーです)で今更教団を離れて結婚できるのか、今まで自分は何をしていたんだという大きな後悔もあるようです。
私としては長年近くで見てきて、正直そんなに我慢しなきゃいけないなら辞めればいいじゃんとも思いましたし、自由に生きている私に対しての八つ当たりも散々経験してきたので今更かよ、という気持ちもあります。
妹の助けになりたいと思う一方で、現在妊娠中なこともあり、自分は自分の家庭の幸せを守りたいし、助けられる限度があるため、カウンセリングなどで専門家の助けを借りた方がいいのではないかと思っています。
(それを告げると突き放された気持ちになるようですが)
また、今までいつも妹の話を聞き機嫌を取ってきたこと、私の結婚や妊娠に対しての言葉など、思い出すと自分の中にも妹に対しての怒りがかなりあることがわかりました。

私自身も辛いことはたくさんありましたが、乗り越えて大好きな人と結婚し、子を授かり、今とても幸せなため、この幸せを守りたいんです。
もう妹に引っ張られたくないんです。
妹の問題と私の問題は分けて考える必要があると思いますが、妹は今とても冷静になれる状態ではなく、どうしたものかと思っています。
宗教の問題は根深い問題のため、素人が扱うには荷が重く、専門家に任せて私は一線を引きたいという気持ちです。
取り止めのない文章で申し訳ないですが、何かアドバイスをいただければ幸いです。

引用:ココロノマルシェ


ユキさん
ご懐妊おめでとうございます。
またご相談いただき、ありがとうございます。

近年、「宗教二世」など宗教に関することが、世の中の課題の一つとして注目されていますよね。

人の思想信教に触れるのは直接的にその人を否定しかねないこともあり、

即、人間関係の問題やトラブルに発展しかねません。

ゆえに繊細で慎重になってしまいます。

大切な人が脱会を考えて悩んでいる、というのは心配になりますよね。

かといって、どうサポートして良いものか迷いますし、また自分の出来ることにも制限があるのも事実です。

「辛いことはたくさんありましたが、乗り越えて大好きな人と結婚し、子を授かり、今とても幸せ」

ユキさんがこういう経験されたように

今、妹さんに最も重要なことは「自分で決める」ということです。

信教することでデメリットというものがあるとすれば、それは信教が最初からあるため、自分で考える、自分で決めるという機会がいつの間にか減少し、思考力も行動力もおのずと制限がかかってしまうところではないでしょうか?

おそらく妹さんにはユキさんのような「自立」が必要なんです。

「自立」を促す時、周りの方は心配でしょうが、手を貸してしまうことはその人の頑張りを信用していない、ということになってしまいます。

私が手を貸さないとその人は倒れてしまう、だから私は手を貸す、ということを繰り返してしまうと、その方の「自立」への機会を奪い続けてしまうことになりかねません。

ユキさんは妹さんに「自分で決めて」と伝え続けることです。

見捨てるわけではないです。

ただただ傍で「あなたなら乗り越えられる」と妹さんのことを信じても守ってあげて欲しいのです。妹さんのお話はいくらでも聞いてあげてください。ただ意見はせずに妹さんの考えや判断を支持してあげてください。 「あなたがそう思うならそれでいいんじゃない、私はあなたを支持するわ」

もしかするとユキさんにとっては手を貸すよりも、しんどいことかもしれません。

そして、ユキさんにとってもう一つ大事なことは「今のご自分の幸せを守る」ということです。

妹さんに引っ張られ過ぎないようにしてくださいね。



ぜひ、妹さんに会えるなら、会ってください。

そしてユキさんのお腹に手を当ててもらうといいです。

お子さんには「私と一緒に妹を応援してあげてね」と伝えください。

妹さんには「元気に生まれてきてね」とお子さんに声をかけてもらってください。

妹さんが思うようなことが叶い

ユキさんの無事のご出産をお祈りいたしております。

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