「諦めきれない」という想いが強いのは、それだけ私にとって、大切な人であるということ。それは同時にその人を失うことは身も心も耐えきれない状態になる、と認識していることでもあります。
「諦めきれない」と思える人がいることはとても幸せなことだと思います。またそれほどまでに大切に思える方の、その愛情も素晴らしいと思います。
しかし、困ってしまうのは大切な人だとわかっているのに、大切に出来ていないときがあることです。
大切な人を遠ざけたり、傷つけてしまったりするとき、あなたの中には、その人に対する「不満」が隠れています。
そして、多くの方はその不満を隠そうとします。
その不満を出すと、与えてもらえなくなるかもしれない、と思うからです。
しかし、この不満はどんなに隠そうとしても、あなたの言動には見え隠れしてきます。
なぜ、その人のことを大切に思うのか?
それは、あなたの欲しいものをその人が与えてくれるからです。
でも、その人があなたに欲しいものを与えてくれなかった時、あなたはその人に不満を持ちます。この不満が相手を遠ざける態度となって、表に出てくるのです。
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諦めきれないという問題の根本には、彼と私が「対等ではない」というところにあります。
「対等ではない」とは、どういうことか?
与える側と、もらう側になっている
もしくは、一方が与えるものが多くて、もう一方はもらうものが多く、アンバランスになっている、ということです。
そうするともらう側が与えてくれる人がいないと困るわけですから、必然的にその関係に優位性が生まれてきてしまいます。
一時的にはその関係は与えたい人ともらいたい人で需要と供給のようにとても合致します。
しかし、その関係を維持しようとすると、長期的にはお互いに不満を我慢し続けることになります。
不満というのは、どんなに隠そうとしても漏れ出てくるものです。
与える側がその優位性から、強気に、攻撃的になりがちです。 もらう側は受け身になり、自己攻撃をしがちです。
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諦めきれない彼がいる場合
その気持ちの解決には、あなたは大切な彼に対して「対等」になる必要があるのです。
対等とはどういうことか?
あなた自身も、もらう側から与える側にまわるのです。
もしかすると、私には彼に与えられるものはない、もしくは彼からもらっているほど、私は彼に与えられるものを持っていない、と思っているかもしれません。
そういうことではありません。
あなたは既に彼からもらったものと同じか、それ以上に彼に与えているということに気づく、ということです。
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【諦めきれない彼がいる人へ】
まずは対等になるための提案です。
あなたが彼とお付き合いの中で彼からもらったものは何ですか?
それを一つ一つ思い出しながら、もらったことに感謝をしていきましょう。(不満や怒りの感情を少しづつ取り除いていきましょう)
あなたはもらうばかりでしたか?
あなたが彼に与えたものは何ですか?
あなたがもらったものと同じか、それ以上あるはずです。
それは物やお金、時間、体験、物質的なものだけではなく、当然、精神的なものも含めてです。
愛情、安らぎ、安心、承認、居場所、慰め、励まし、戒め、、、
ゆっくり思い出しながら、あなたが彼に与えたものを、一つ一つ書き上げていきましょう。
あなたもまた、たくさん、人に与えられるものを持っているのです。
あなたが大切にする人に価値があるように、あなたにもたくさんの価値があるのです。
私自身の価値を正しく認識すること。
それが大切な人と対等になる、ということです。
あなたは大切な人に対して「対等」にならなくてはなりません。
対等になることで、彼もまた楽になれることも覚えておいてくださいね。
彼が楽になれたことをあなたが知ることが出来れば、自分のバカな言動も、消えてなくなりたいという気持ちも、薄らいでいくでしょう。
その時あなたには、次のステージの扉が開いているはずです。
対等とは相互依存の世界です。
現実的に今彼が近くにいる、いないは関係ありません。
これからは大切な彼と、対等な関係を結び直すことを、心の中で意識するようにしてくださいね。
以上
かかりつけカウンセラー
伊藤幸一
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ご相談の引用元:ココロノマルシェ

