2025/11/5は「スーパームーン」です。月と人の体との関係は古来から言われていてることです。女性の皆さんは詳しい方も多いですよね。月の満ち欠けが私たちのバイオリズム(生体リズム)に関係していて、月の満ち欠けと同じように気分や体調の浮き沈みも変化する、と考えられています。確かに~と心当たりのある人もいれば、ん~どうかな~?と疑問を持つ方もいるかと思いますが、ぜひ一度「そうかもしれない」というお気持ちで少し意識して聴いてみて下さいね。

スーパームーン、通常よりも大きく、明るく見える月。今年一番小さく見える月から14%大きく見えるそうです。満月は月が大きく、明るく見えますが、それだけ、地球に近づいているということですね。ということは、月の引力の影響を一番受けやすいのかもしれません。
月の引力
地球と太陽と月、この位置関係によって、引力の強弱が変わってくるんですね。自然界ではわかりやすいところで言いますと、その引力の差によって海の満潮・干潮というものがありますよね。満潮、干潮に産卵をする海洋の生物も多くいるんです。また一部の植物の発育でも月の満ち欠けと同じ15日間隔で影響を受けた変化がみらえるものもあるんです。
満ち潮、引き潮のように月の引力に影響を受けて変化が見れらるように、私たちの体も塩分を含んだ水分で出来ているため、その影響を受けているのではないか、というのが定説のようです。
月の満ち欠けと生理
月の満ち欠けは人の心や体に影響がありますが、特に女性は普段から感じている方もいるのではないでしょうか? 女性はご存じかと思いますが、月の満ち欠けと生理はサイクルはシンクロしている言われていますよね。 新月や満月の日に出産が多いことや排卵の周期ととも気分の浮き沈みも経験されていると思います。
そうそう、男である伊藤はこの話に実感が持てず、ずっと前になりますが、知り合いの産婆に聞いてみたことがるんです。
伊藤:「満月の日って、ほんとに出産が多いの?」
産婆さん:「多いわよー、あっそういえば明日は満月だ、明日は忙しいわ...」
と明日の夜勤に入る予定だった産婆さんに嫌なことを思い出させた質問をしてしまった伊藤ですが、その時の産婆さんの反応を見て、「ほんとなんだ~」と、月と関係していることを素直に信じるようになったことを覚えています。
生理のことを「月経」「月のもの」と呼んだりするのも偶然ではないでしょうね。
月の力
科学的なメカニズムであったり、スピリチュアル的な見方については、詳しい方がたくさんおられますので、詳しくはさておきますが、一般的に新月は「リセットする」「新しいことをはじめる」と良い時期、と言われますし、満月は良い意味でも悪い意味でもエネルギーがピークになる時期と言われますね。
このサイクルに合わせて、何かを終わらせたり、はじめたりすると良い、という話を占いやスピリチュアル系の人たちからよく聞きますが、なるほど伊藤もそう思うのです。
なぜかと言いますと、自分の意識や価値観とは別の次元で、普遍的で人が関与できない理(ことわり)みたいなものがあるとすれば、私たちが普段一生懸命頑張ってもうまくいかないことや、受け入れがたい理不尽な目にあったりするとき、人の意識や価値観からは「答えは出せない」と思うのです。
多くの人の悩みや問題をお聞きしていますと、科学的な根拠(理屈)や心理学という学問より、はっきりと理由は説明できないけど「どうやら、そうらしい」という自然や宇宙の法則(?)っぽい説明の方が、なんとなく腑に落ちていることがあるんです。
この「腑に落ちる」という感覚が個人の問題解決には重要なのです。
現実によくあることは、カウンセリング後、しばらく経って、「あのあと○○になりました、カウンセリングで言われた時、私腑に落ちたんですよね、すごい納得しちゃって...ありがとうございました!」
なんて報告をいただくのですが、その時僕はよくこう思うんです。
「ん?、そんなこと言ったけ?」
「言ったような気もするけど、ちょっと意味が違うような...」
こちらが意図したことではない解釈をしていたにもかかわらず、本人は納得し、こちらが意図した方向性ではない形で、問題が解決している、ってこと。
ホントよくあるんです。
何が言いたいかと言いますと、何か悩みや問題が生じた時、月の力や太陽の力、自然の力を頼ってみるのも(腑に落ちれば)いいじゃないかい?ということ。
月の満ち欠けが私たちの感情や肉体に影響があるのだとしたら、その影響(力)を上手に利用したいものです。
私たちが悩みや問題を抱える時、感情や肉体は傷んでいたり、乱れています。
もしも、その不調が治るのなら、普遍的である月の力を遠慮なくお借りしましょう。
(はい、無料ですし、いつでも借りれますし、返す必要もありません)
月の力の使い方
何か不調を感じる時は、月の周期に合わせてみると良いでしょう。
起床時間や就寝時間、生理や子作りのタイミング、何かを始める、やめるタイミングなどなど、新月から次の新月までの28∼29日間のサイクルを私の生活の中に少しだけ意識して取り入れてみてください。
月の周期を意識することで、私の中の乱れた心や体の波長が整えられてくるはずです。
不調は時は太陽より、月の光を浴びましょう。
うまくいっていない時、落ち込んだ時、陽の光がまぶしい時は月の光を浴びる「月光浴」をおすすめします。目に見えないエネルギーがきっとみなさんの心と体をいたわってくれるでしょう。
月の力は無限です。
そこに人の良い意識も、悪い意識も関与はしていません。疑いも不信も持つ必要はありません。
ただ、そのサイクルとリズムに私の体と呼吸を合わせるイメージを持ってみてくださいね。
普段、どれだけの方が自然の力を意識しているのでしょう?
月に限らず、太陽や星たち、空も海も山も大地も天気も、自然が私たちに与える影響は、私たちが意識している何倍も大きいものなんですよね。
「自然と共に生きる」
私たちがココロやカラダに何か不調を感じた時はいつもと少し視点を変えて、自然に触れて、感じてみると、乱れていた私たちの波長が、自然に調律され、好調の波にととのえてくれるかもしれませんね。
今回のお話は以上です。

カウンセラーとしてここはカウンセリングを受けましょう、というのが、正解なのでしょうが、カウンセリングであれ、占いであれ、スピリチュアルであれ、自然の力であれ、困ったときはどんなものでも頼ればいいし「腑に落ちる」ものさえあれば、科学的であろうが、非科学的で感覚的であろうが、問題が解決したり、その方の気持ちが楽になれるのであれば、なんでもよいと思うのです。
ちなみに満月の夜は睡眠時間短くなり、睡眠の質も落ちるというデータもございます。
満月の日は夜でも明るく、その明るさが眠りを妨げているようです。
そして、心理的には満月を観ると人は「興奮」作用があるようなのです。(オオカミかいっ!)
よって、それも睡眠を妨げる要因になっているみたいです。笑無気力気味方には日中の活動よりも夜の活動の方をおすすめすることもございます。睡眠カウンセラーでもある伊藤は「眠り」研究にも励んでおります。

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