自分で私こじらせているかも、と自覚している方が最近多いようです。カウンセラーとしては非常にありがたくお話がしやすいクライアントさんですね。だって、自覚のない方に「それってあなたがこじらせていますよね?」なってことを指摘するのはカウンセラーとしてもすごく勇気のいることなんでよ~笑 真面目なことを言いますと、この「自覚されている」ということは、その方の問題解決には、とても重要なことなんです。
「恋愛の拗らせをなんとかしたいです!」 ぱるさん
初めまして。アラサー自武女です。
拗らせている自覚はあるのですが、原因や構造が自分だけでは分からず、お助けください。・スーパーおかんのもと長女・初孫として育つ(妹が6つ下で、ほぼ一人っ子のように愛でられてきました)
・女子校に通い、その間はリーダー的な男子っぽいタイプ
・大学から一人暮らし、初彼氏。(事業家を目指すエネルギッシュで偏りのある人でした。サポートにまわる献身性を身につけました)
・女子からはモテるが、男子からはモテない(友人のように接する、体も女性的でない)、女性的価値が低いと思っている
・仕事上、人と良好な関係を築くことが必要なので表面上のコミュニケーションは上手
・社会人になって、初彼と遠距離になってから、酔って言い寄ってくるおじさん達(仕事上は尊敬している)に体の関係を誘われると、断るのが面倒、そこまで私の体に価値は無いし、まあいいや、どうぞこれで満足か、の気持ちで関係を持っている。優柔不断で流されるタイプ(4-5人ほど、そこから一人不倫関係になり、好きになりました)
・この流され体質が良いとは思っておらず、きちんとお付き合いしたいと思う人には逆に物凄くガードが固くなり、さらには相手を好きだという気持ちに達さぬまま、短期間で破局してしまう(親密感の恐れもある?)
・母のことは好きで尊敬しているし、幼少期からライバルだと思っており、母と同じくらい素敵な家族を作りたいし、稼げるようになっていたいという気持ちで仕事も頑張っている。あとは恋愛・結婚だけ!という気持ちでいる。
・周囲からは絶対いい人いるよ!と言ってもらえるので、恐らくいい人はいるが、自分が変わっていかないと、同じように短期破局してしまったり、なんやかんや母が喜んでくれる相手かな?という軸ももってしまう。本気の手放しワークをやると良いのかな、と思いつつまだ実践できていません。素敵な人との関係性を築く準備のためにわたしは何をすると良いでしょうか?
引用:ココロノマルシェ
素敵な人との関係性を築く準備のためにわたしは何をすると良いでしょうか?というご相談 ⇒ はい、それは「こじらせなければいい」という答えになりますね。笑
今日は対処法っていうより、ついこじらせてしまう、よくある原因をお伝えしたいな、と思っております。原因を自覚してもらうことで、みなさんに、こじらせを事前に回避できるようになってもらいたいと思っております。 アラサー以外の方も、こじらせがちな方には、参考になると思いますので、是非最後までお読みくださいね。
こじらせの原因 その①「思考と感情が不一致を起こしている」
ではまず、1つめ!
①思考と感情が不一致を起こしている
30くらいになりますと、男性経験もそこそこ重ねてくると男性をみる目が少し変わってきます。 経験が浅いうちは男性の「素敵」な部分が目に止まり、純粋にそこに惹かれるものですが、経験を重ねてくると、最初に好感を持っても、そこから悪いところが目に付くようになり、「減点方式」を取るようになります。 最初はイイーと思ってたけど、出来たらもう少し身長が高い方が、、、もう少し収入が、、、とかね。
20代半ばくらいまでは、そんなに気になっていなかった部分が気になり出します。
そうなると必然的に起こることは、スペックの高い男性があなたの中で残ってくる(意識する)んですよね~
この時、何が問題なのかと言いますと、相性や感覚、価値感や感情的なもの、「気持ち」が後回しになってきている、ということです。
感情としての「好き」より、頭の中(思考)で「好き(スペックが)」を成立させてしまっていたりすんですね。 その結果、感情と思考が不一致を起こしてしまい、あなたのおかしな言動が増えてしまい、彼の前でなにかとやらかしてしまうのです。
こじらせの原因 その②「過去の恋愛を引きずっている」
②過去の恋愛を引きずっている
女性は20代で一度、大恋愛だったり、とても盛り上がった恋愛経験をしておられる方が一定数います。 この時期は、まだ世の中での経験や、男女の関係の経験も浅くて、ただただ純粋に、とにかく好きな人と「毎日一緒にいたい!」「毎日エッチしたい!」みたいな気持ちで恋愛をしていることが多いんですね。
こういう恋愛経験は、そのままゴールすると良いのですが、何らかの原因でお別れしたとすると、どうしても、そのあとの恋愛は、その時の恋愛と比べがちになります。
そうすると、あんなに好きだった人とも結局、別れてしまった、という気持ちが次の恋愛の時に思い出されて「またうまくいかないかもしれない」という怖れ、が出てきやすくなります。
そして、今の彼や目の前の男性に対して「楽しいもの今だけ」「あまり調子に乗らない方がいい」のようなネガティブな感情が刺激され、少し距離を取ったり、近づくことにためらいを感じるようになります。 また今度は失敗しないために○○しておこう、○○しよう、料理も勉強しておこう、あまり彼には甘えすぎないようにしよう・・・ いろいろと前回の恋愛を自分なりに分析して、良くなかったと思うところを改善しようとします。
その結果・・・なんか自分らしくない、態度をとってしまいがちになります。 これがまた、相手に本当の私、とは違う、つくろってしまっている私を見せることになってしまって、彼に私のことを誤解させてしまう、ことになるわけですね。
「あなたは本当の私のことをわかっていない!」っていうのは、それって、あなたが本当の私を彼に見せていない、からですよね...というのはよくお話です。
こじらせの原因 その③「自立度が増し、甘え方や頼り方がわからなくなっている」
③自立度が増し、甘え方や頼り方がわからなくなっている
アラサーにもなると、社会的にも自立している人や活躍している方は多くなりますよね。 新卒で就職したての頃は、なんでも自分が教わる立場にいましたが、数年も経つと、職場でも後輩が出来たり、リーダー的なポジションになっていたり、その自立度は高くなっています。
そうするといつの間にか、自分が誰かを頼る存在だったのが、頼られる存在になっていたりします。
その感覚が恋愛にも表れてきて、男性に甘える、頼る、ということに抵抗が出てきて、以前は普通にお願いしていたことや、甘えていたことが、自然には出来なくなっていたりするんですよね。
あなたの自立度が増すと同時に
男性には、「常に私より頼れる存在であって欲しい」と「強さ」をこれまで以上に求めるようになっていることがあります。 強さを求めるあまり、期待外れなことがあると
「あなたこんなこともできないの?」とか
「こんなことも知らないの?」と、知らずに知らずのうちに男性をディスったり、見下した言動を取ってしまうこともあるでしょう。無自覚のことが多いと思いますが、あなたのそういう態度は男性は敏感に反応します。そして、あなたとの間に距離や壁を作ることになってしまいます。
以上が伊藤リサーチによる、よくあるこじらせ原因3選でした。
その他にも、周りが結婚や出産したりする人が増えてきて、結婚というのものプレッシャーを感じてしまい、意識的にも無意識的にも、なんとなく普段から、焦りが出てきちゃって、それをつい彼に八つ当たりみたいな感じで当たったり、悪い態度をとってしまったりすると、これもこじらせ原因になりますね。
また、恋愛よりも仕事が大事になってきたり、やりがいを感じるものが出来て、彼を二の次にしてしまうとかもありますね。 あとはご家族の問題や身体(病気やケガ)など、さまざまに恋愛を優先できないような、なんらかの事情が出てくることもあります。
「こじらせ」の根っこにあるもの
これらの原因のほぼ全て、彼にはあなたの不自然で不機嫌な言動の理由がわかりません。彼があなたの気持ちを理解できていない、ということが「こじらせ」の根っこにあるのです。
最近のあなたはどうですか? 心当たり、ありませんか?
はい、ということで今回はよくあるこじらせる原因を3つ紹介させていただきました。
原因を事前にわかっていれば、こじらせを回避しやすいですから、心当たりのある方は、ぜひ今回の指摘させていただいたポイントに注意していただいて、あなたのこじらせパターンを修正してもらい、とにかく、みなさんに幸せなパートナーシップを築いて欲しいと思っております。
今回の回答は以上になります。

あっ、そうそう
こじらせないようにするには?
もう1つコツをお伝えしますと、それは「素直さ」や「自分らしさ」を常に自覚して、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、常に彼の前や気のある男性の前では「正直」であって欲しいのです。 私のことをわかって欲しい人の前では「自己開示」を心掛けると良いと思います。
そして、もちろん、我々カウンセラーのような客観的に見ることが出来る人に相談されるのも、とても有効な手段だと思います。
YouTubeのでの回答は2025/10/5 20時 公開予定
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